昨年と去年の違いとは?履歴書やメールで「去年」がNGな理由と使い分け

目次
昨年と去年の違いとは?履歴書やメールで「去年」がNGな理由と使い分け
昨年と去年の違いとは?履歴書やメールで「去年」がNGな理由と使い分け
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 昨年と去年の違いとは?履歴書やメールで「去年」がNGな理由と使い分け

日常の会話で何気なく使っている「昨年」と「去年」。どちらも「現在から見て1つ前の年」を指す言葉ですが、ビジネスメールの作成や就職・転職時の履歴書、面接などのフォーマルな場面において、両者を混同して使うとビジネスマナーを疑われてしまう恐れがあります。 (あわせて読みたい:有安杏果の現在と電撃脱退の真相|医師の夫との生活やソロ活動の軌跡)

特に履歴書や公文書、お祝いの状では「去年」を使ってはいけないとされる明確な理由が存在します。社会人として恥をかかないために知っておきたい「昨年」と「去年」の決定的な違い、スマートな使い分けのルールや類語の活用法まで徹底的に整理してお伝えします。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:「昨年」は改まった公の場や文書(履歴書・ビジネスメール等)で用い、「去年」は日常会話や親しい間柄で使う口語表現。
  • 要点2:「去年」の「去」には「去る・死ぬ・失う」といった不吉な意味が含まれるため、年賀状や慶事、公的な書類では忌み言葉として避けるのが鉄則。
  • 要点3:「一昨年(いっさくねん)」と「おととし」も同様の関係であり、ビジネスシーンでは常に漢語表現(昨年・一昨年)を選ぶのが信頼を得る近道。

【決定的な違い】「昨年」と「去年」のフォーマル度と使い分けの境界線

昨年 と 去年 の 違い

「昨年(さくねん)」と「去年(きょねん)」の最も根本的な違いは、言葉のフォーマル度(格の高さ)と使用媒体(話し言葉か書き言葉か)にあります。

日本語の語彙体系において、「昨年」は音読みで構成された漢語に分類され、文章語(書き言葉)や公式なスピーチなどの改まったシチュエーションに適した言葉です。一方の「去年」は和語(やまとことば)の流れを汲む口語表現(話し言葉)であり、親しい同僚や友人、家族との日常会話で使われます。

意味そのものには一切の違いがなく、どちらも「今の年の1つ前の年(前年)」を指します。しかし、敬語を使って丁寧に伝えるべき相手に対して「去年は大変お世話になりました」とメールを送ったり、履歴書に「去年3月に退職」と記載したりすると、教養やビジネスマナーに欠ける印象を与えてしまうため注意が必要です。

なぜビジネスで「去年」は使ってはいけないのか?漢字の成り立ちと忌み言葉の罠

昨年 と 去年 の 違い

ビジネス文書や履歴書、公文書で「去年」の使用がNGとされる理由は、単に「くだけた口語だから」というだけではありません。そこには漢字が持つ「忌み言葉(いみことば)」としての背景が存在します。

「去年」の「去」という漢字には、「立ち去る」「離れる」「見捨てる」「死ぬ(他界する)」といった不吉でネガティブな意味が含まれています。古くから日本の言葉文化では、慶事や正式な記録において不穏な連想を呼ぶ文字を避ける慣習がありました。

取引先との関係構築や新しい門出となる転職活動において、「去る」という文字を使うことは無意識に「縁が切れる」「衰退する」といったネガティブなイメージを想起させかねません。そのため、ビジネスにおける敬語表現や格式ある場では、不吉な意味を持たない「昨年」を用いるのが唯一の正解とされています。

【実践例文】ビジネスメール・履歴書・面接・公文書での正しい使い分けマナー

昨年 と 去年 の 違い

実際のビジネスシーンや就職活動では、媒体や場面ごとに適した表現を瞬時に選択しなければなりません。主要な4つのシーンにおける具体的なマナーと例文を確認してみましょう。

1. ビジネスメール・社外文書
取引先や顧客に対する連絡では、常に「昨年」を使用します。社内チャットツールなどで同僚とカジュアルにやり取りする場合を除き、業務メールはすべて「昨年」で統一するのが安全です。

例文:
「昨年度の実績報告書を添付にてお送りいたします」
「昨年秋に貴社よりご提案いただきました新規プロジェクトの件でご連絡いたしました」

2. 履歴書・職務経歴書(公的書類)
履歴書や職務経歴書などのオフィシャルな書類で「去年」と書くのは完全にマナー違反です。書類選考の段階で減点対象となるリスクすらあります。また、年度の表記は「令和〇年(西暦〇〇年)」と具体的に書くのが基本ですが、自己PRや志望動機などの文章内では必ず「昨年」と記述します。 (あわせて読みたい:加藤智大の弟が彼女と婚約破棄した真相とは?手記が明かす壮絶な苦悩)

例文:
「昨年よりリーダー職を担当し、部署全体の売上目標達成に貢献いたしました」

3. 採用面接やプレゼンテーション(公の場での発話)
面接は「話し言葉」の場ですが、公的な選考の場であるため「去年」ではなく「昨年」を使うのがベストです。同様に、株主総会や役員報告、セミナー登壇などのフォーマルな発言時も「昨年」で統一します。

例文:
「昨年担当したクライアントワークにおいて、業務効率化ツールの導入を主導いたしました」

4. 公文書・契約書・官公庁手続き
法律文書や官公庁に提出する公文書においては、「昨年」や「去年」といった相対的な時期表現自体を避け、「令和〇年」「202X年」のように絶対的な年月日・年度を明記するのが基本ルールです。

年賀状やお礼状ではどっちを使うべき?お祝いの場で知っておくべき作法

新年の挨拶である年賀状や年始状、結婚や昇進を祝うお礼状において、「去年」を使ってしまうミスは非常に多く見受けられます。

前述の通り、「去」の文字は「別れ・喪失」を想起させる忌み言葉です。新しい年の始まりを祝い、相手の繁栄と健康を祈る年賀状に「去年はお世話になりました」と書くのはマナー上、明確なタブーとされています。

年賀状やお礼状では必ず「昨年」「旧年中(きゅうちゅうねん)」「前年」などの言葉を選んで挨拶文を組み立てます。

年賀状の模範文例:
「旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、心より御礼申し上げます」
「昨年中は大変お世話になりました。本年も変わらぬご指導をお願い申し上げます」

「一昨年」と「おととし」の違いや類語・言い換え表現のバリエーション

2年前を指す「一昨年」と「おととし」の関係も、「昨年」と「去年」とまったく同じ構図です。

「一昨年(いっさくねん)」はフォーマルな漢語・書き言葉であり、「おととし」は親しみやすい和語・口語です。さらに前後の年を表す類語や言い換え表現をストックしておくと、文章のバリエーションが格段に広がります。 (あわせて読みたい:【2026最新】つつじが岡公園の絶景と見頃!混雑回避の裏ワザ徹底ガイド)

【時系列順に見る言い換え表現一覧】

・3年前: 一昨昨年(いっさくさくねん) / さきおととし
・2年前: 一昨年(いっさくねん) / おととし
・1年前: 昨年(さくねん)・旧年(きゅうねん)・前年(ぜんねん) / 去年(きょねん)
・今年: 本年(ほんねん)・当年(とうねん) / 今年(ことし)
・来年: 明年(みょうねん)・翌年(よくねん) / 来年(らいねん)
・再来年: 明後年(みょうごねん) / 再来年(さらいねん)

ビジネスの改まった文書では、左側の漢語表現を選択するのが大人の語彙力といえます。

英語ではどう使い分ける?「last year」以外のビジネス表現も解説

グローバルなビジネス環境において、「昨年」や「去年」に相当する英語表現の使い分けも押さえておきたいポイントです。

日常会話やカジュアルなメールでは「last year」を使うのが一般的ですが、英文のビジネスレポートや公的な契約書では、より厳密でフォーマルな言い回しが好まれます。

代表的な英語表現の使い分け:

・last year: 一般的な「去年」「昨年」。口語から日常的なビジネスメールまで幅広く使えます。
・in the previous year / during the preceding year: レポートや決算資料で「前年において」とフォーマルに記述する場合に多用されます。
・in the prior year: 財務・法務・ビジネス契約書などで頻出する格式高い表現です。
・year-over-year (YoY): ビジネス分析において「前年同期比」を示す定番の経済用語です。

英語圏でも文書の格や目的に応じて「last year」から「the previous year」へと表現を切り替えるのがプロフェッショナルの作法です。

【昨年と去年の違い】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:「一昨年」の正しい読み方は「いっさくねん」と「おととし」のどちらですか?
A1:漢字「一昨年」の本来の音読みは「いっさくねん」です。「おととし」と読むのは熟字訓(当て字)であり間違いではありませんが、ビジネスの場や公的なスピーチで口頭発話する場合は「いっさくねん」と発音するのが最もフォーマルでスマートです。

Q2:社内の先輩や上司とのチャットでは「去年」を使っても大丈夫ですか?
A2:SlackやTeamsなどの社内チャットツールで、業務連絡や気軽なやり取りをする程度であれば「去年」を使ってもマナー違反と受け取られることは稀です。ただし、全社向けのアナウンスや改まった業務報告、社外関係者も参加するチャンネルでは「昨年」を用いるのが無難です。

Q3:「昨年」と「前年」はどう使い分けたらいいですか?
A3:「昨年」は現在(今年)を基準とした1つ前の年を指します。一方の「前年」は、過去や未来のある特定の年を基準にして「その前の年」を指す場合にも使えます(例:「2020年と、その前年である2019年」)。数値データの比較や業績推移を語る際は「前年比」のように「前年」を使うのが適切です。

まとめ:言葉の使い分け一つでビジネスパーソンとしての信頼度が決まる

「昨年」と「去年」は、どちらも同じ時間を指す言葉でありながら、背景にある漢字の成り立ちや言葉の格によって明確な使い分けが存在します。

特に「去」という漢字が持つ忌み言葉としての意味合いや、口語・文章語の違いを正しく理解しておくことは、ビジネスメール、履歴書、年賀状などあらゆるコミュニケーションにおいて自身の信頼性を守ることにつながります。公の場では迷わず「昨年」を選び、洗練された大人の言葉遣いを実践していきましょう。 (あわせて読みたい:なぜ「犬」と違う?干支の戌の意味と安産祈願に選ばれた驚きの真相) (出典: 昨年 と 去年 の 違い(Yahoo!ニュース))